Street Teamについて
ストリート・チームとは、マーケティングイベントや製品をプロモーションする時に使われる用語です。英語で言えば「Hit the streets = 新製品などが市場に出回る事」を意味します。エンターテインメント企業、レコード会社、ハイテク産業、マーケティング企業ブランディング、新しいメディア企業らがマーケティング市場に幅広く採用したプロモーションツールです。

 

起源について
今日、至る所に現れるストリート・チームのモデルとなったのは、Loud Records、Jive、Bad Boy、Roc-A-Fellaそして Priority Recordsの様な都会派のラップ・ミュージックのレコード会社です。これらのレーベルが最も必要とするコアなオーディエンスをくれるターゲット・ユーザーと彼らをつなぐのには非常に効果的な架け橋役割をストリート・チームに見出した事に由来します。「雑誌などの紙媒体、ラジオ、TV媒体・などの多くのメディアでは捉えどころのない「盲 点」をつく商戦として役立てられました。だからこそ、大手レコード会社のディストリビューションに見られる従来のコンセプトを必要としなかったのです。それは、アーティストの為に都合の良い広告を作成できる現代版フィールドマーケティングでした。この際立った役どころを担ったのが口コミを利用しマーケティングに影響を与えるストリート・チームであったのです。クールでファッションリーダー的な若者達。そしてコアな情報を誰よりも最初に入手する若者達… 彼らはいわば「peer 2 peer = P2P」によって、口コミを利用し、そしてファンベースやマーケティングに影響を広げたのです。 この「草の根作戦 = Grassroots tactic」は90年代半ばに、まだ名もないラップ・ミュージックや日々ラジオで流れる小さなレーベルによって「ギャングスタ・ラップ」や「パンク」をすばやい大量流通を実現した事でした。これらの「新参者」を大手レコード流通会社が市場から締め出そうとしていた事へのいわば「対 抗 措 置」として誕生したのです。

 

プロモーション・ツールとしての応用として
ストリート・チームは、巨大で近づきがたい位置にいる代理店や企業の所有するレコードレーベルらよる販売を回避するツールとして、小規模な独立系のレコードレーベルで利用したり、他のインディーレーベルのオーナーは、Fanからの熱烈な支持を保つ事でアーティスト生命の安定策とし、ストリート・チームを利用したそうです。いわば、中小企業の応援団みたいな存在だった様です。
当時、これらストリート・チームを使わない方法では、より大きな音楽レーベル傘下になるか… 流通会社と合併もしくは会社を売却するか…
(2002年に倒産し吸収合併されたLoud Recordsのように)といった時代の流れがありました。だからこそ、音楽ビジネスへ入り込もうとする小さなレーベルは、市場に対して最初に重要な「堅実なロイヤリティーファンのベース」を作る考えであったようです。

– ストリートからの強い声援と支持を得て、「street-cred = 都会派」からの信頼を最初に勝ち取る。-
– さらにより多くのストリートからの支持を得るようにローカル・ラジオ局の口コミ力を得るようにする。-
– その後により大きなレコード流通会社に強固な交渉を使って、手堅い「売れる」商品を展開する。-
90年代の黄金期発展の裏にはこうした歴史もあったのです。

 

Kogeemo Recordings Street team
我々もいよい小規模ながらLABELとしての道を歩み始めています。ファンベースとはいわば「共同体」と解釈してほしい表現です。アンダーグラウンド文化を絶やさない為に一人でも多くの共感者と交流する目的で「ストリート・チーム」を定義したいと思います。Kogeemo Recordingsはアングラを主体とするコアであるリスナー、サポーター、ファンとリンクします。